医療業界の労務管理

様々な業種がある中で医療業界は最も労務管理の整備が遅れていると言われています。
医療従事者の健康管理やストレス、医療への集中力や連携ミスなどを防がなければなりません。
このままだと危険。医療業界の労働環境。
医療業界の労務管理の見直しや整備は厚生労働省、各団体からも法整備や是正が求められていますが、
現状でも大変過酷なものとなっています。
当直が宿直として扱われ、時間外労働の対象になっていなかったり、当直後そのまま1日勤務の場合も
多くあります。
医療従事者の不足問題もありますが、「医療」という専門の分野で過労やストレスによるミスなども
防がなければなりません。
就業規則の整備と運用について
労務管理の根本は就業規則が基準となります。あるだけ就業規則や法改正にも対応していないものなどの
ケースも多数見受けられます。
法令元に病院なの就業体系をどのように落とし込むかも重要な点です。
コンプライアンスに則った就業規則を整備する必要があります。
就業規則は管理職が持っているだけでは何の意味もありません。
就業規則は、従業員の一人ひとりに配布したり、職場の見やすい場所に掲示するか備え付けるなどの方法により、
すべての従業員に知らせなければなりません。
(労働基準法第106条)
全ては就業規則に則り従業員はもちろん、管理者側も規則を厳守しなければなりません。

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